LUCE
―――春が来て、私たちは2年生になった。
新しいクラスは2年5組。
春音や、真恋とも同じクラスだった。
そして、春音と真恋の彼氏たちも。
そのせいか、春音たちは少しテンションが高い。
3人で教室に入る。
春音たちはすぐに自分の彼氏の姿を見つけ、
2人で彼氏の元に駆け寄った。
将斗くんと、聖紀くんは同じ場所にいたらしく、
2人とも同じ場所に駆けて行き、
「同じクラスだね〜」
と言いながら、
幸せそうな笑みを浮かべていた。
あたしも2人の後についていき、
春音と真恋に軽く紹介を受けた。
「あ、来夢!これが将斗。
将斗、この子、来夢。うちと真恋の
親友なんだ」
さすが、学年1の悪。
まだ2年の初日だと言うのに、
もう髪の毛が茶色い。
しかも、制服の胸ポケットに、
色とりどりのコンコルドをつけている。
でも、悪い人ではなさそうだ。
春音のことを、ちゃんと大切に思ってくれてるようだった。
「ども」
と挨拶を受け、あたしも、
「よろしく」
と返した。
続いて真恋からも聖紀くんの紹介を受ける。
「これがうちの彼氏の、聖紀。
この子、親友の坂下 来夢」
「こんちわっ!いつも真恋がお世話になってます」
と、保護者のような口調で言う。
あたしもすかさず
「いえ、こちらこそ」
と、硬い挨拶をした。
新しいクラスは2年5組。
春音や、真恋とも同じクラスだった。
そして、春音と真恋の彼氏たちも。
そのせいか、春音たちは少しテンションが高い。
3人で教室に入る。
春音たちはすぐに自分の彼氏の姿を見つけ、
2人で彼氏の元に駆け寄った。
将斗くんと、聖紀くんは同じ場所にいたらしく、
2人とも同じ場所に駆けて行き、
「同じクラスだね〜」
と言いながら、
幸せそうな笑みを浮かべていた。
あたしも2人の後についていき、
春音と真恋に軽く紹介を受けた。
「あ、来夢!これが将斗。
将斗、この子、来夢。うちと真恋の
親友なんだ」
さすが、学年1の悪。
まだ2年の初日だと言うのに、
もう髪の毛が茶色い。
しかも、制服の胸ポケットに、
色とりどりのコンコルドをつけている。
でも、悪い人ではなさそうだ。
春音のことを、ちゃんと大切に思ってくれてるようだった。
「ども」
と挨拶を受け、あたしも、
「よろしく」
と返した。
続いて真恋からも聖紀くんの紹介を受ける。
「これがうちの彼氏の、聖紀。
この子、親友の坂下 来夢」
「こんちわっ!いつも真恋がお世話になってます」
と、保護者のような口調で言う。
あたしもすかさず
「いえ、こちらこそ」
と、硬い挨拶をした。