あなたしか居ないっ


「季吏って本当Sだよね。」

「なんか言ったか?」

ギクッ…。



「いえなんでもありません。」





そんな会話をしていると
リビングから
「あらー、立派なカニね~」
とのんきな声が聞こえてきた。



「…。とにかく季吏!部屋出て!!」

「はいはい。分かったって」

笑いながら渋々麗衣の部屋を出た。


「今から準備するわね。」
と母がカニと土鍋を準備し出した。

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