あなたしか居ないっ
気まずいまま

自分が降りる駅についた。

するとあいつも一緒に降りた。

そのまま知らん顔をして

歩く。






…なぜか着いて来る。


(なんでついてくるのよ…。)


気まずさに息苦しくなり、
後ろを振り返った。




「ねえ!なんでさっきから着いてくんの?!」

不振な目をした私に
あいつわ、

うわ、こいつ自信過剰!

みたいな目を向けてきた。

それにも腹がたったが今は
返事を待つ。

「いや…俺も家こっちだし…ケバいだけじゃなくて自過剰女なんだな。。。」



「はっ?酷くない?昨日からあんた何様よ!」

「は?俺様でも何でもねえけど。」

悪いか?みたいな顔をしているあいつに

キーっと怒りたくなる。

ってか違くて!!

このまま行くと
あたしの家がバレれちゃうんだってば!

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