あなたしか居ないっ


「ちょっ、と…みき…苦し…」


「ああ!ごめん…」

ゆっくり離れ、顎を掴まれた。

ゆっくり上に持ち上げられて目が合う。


花火の光でうっすらと輝くみきに不覚にもドキっとする



顎にあった手が頬に移動し、耳、首もとまで下がっていく。

唇に親指が当たり、人差し指が耳に軽く触れ合う

「俺にしとけよ」


そう言った瞬間
顔を引き寄せられ唇と唇が触れ合った。

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