あなたしか居ないっ
彼の家…
傘を戻すと
「この傘小せえから傾けてやったのに。あー俺優し!」
なんて言ってくる様だ。
「自分で言うなよー、そおゆう事わさ。」
「いや、俺お前よりわぜってえ優しいっしょ?前だってマフラー貸してやったのにさ!!」
「はあ?マフラーだって貸してくれなんて頼んでませんー!」
「うぜ~、可愛げがねえなあ。素直に認めろよ。」
「はあ?なにそれ。自過剰もいいとこだし」
とか言いつつ
顔わ笑顔になっていった。
するともう私の団地の前。。。
「なあ。」
「うん?何?」
私わ
希吏から思いがけない言葉を耳にした。
「うち来ねえ?」