あなたしか居ないっ


「………はあ。お前って何気無防備だよな。」


「は?なんでよ。」



「ガード張ってんだか、ほいほい着いてくんだか、お前よーわからん…。」


頭を捻っているようだがその理由が分からないらしい。


(別にほいほい着いてってる訳じゃないんだけどな。)

そんなこと思ってるといつの間にか

希吏の家の前。



鍵を開けて
中に入るがA型の血が騒ぐ。



普通自分より先にレディーを中に入れるでしょ!!


鍵を開けたらさっさと先に
自分だけ中に入ってしまった希吏に

ムムっとする。



そんな事わさておき、

「お邪魔しまーす。」

中にお邪魔する。




「あれ?ご家族の方わ??」









「は?1人暮らしだけど。」




ああ、それで
………………………………………。






?!?!


「っはあ!?」



私の近所迷惑な声が
希吏の家に響いた。

< 32 / 158 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop