あなたしか居ないっ
交差する2人の過去
それから幾度かバスで会っても
無言のままで。

2人とも距離を置くようになった。





私わその度に不安が募っていった。



彼を好きな気持ちわそのまま片思いのままで、

気持ちを伝えられなくなってしまって。。。


ちょうど1年前をふと思い出すことがある。





『…あの、先輩。』


あれわ12月の上旬、


中学3年生受験まっただ中…


元同じ中学の近所に住んでいた1つ上の先輩で、

親ぐるみで仲がよかったので家庭教師をしてもらっていたのだ。



友達に押され、
彼女がいることも確認せずに告白しようとした。



『ん?何、麗衣。』




『あの…か、彼女とか、いますか?』

そのとき初めて彼女の存在を確認した。







『あぁ、まあ。』

知らされた事実にびっくり。

『っぇ………』


少し照れながら言う先輩。

『初めわ恥ずかし話、麗衣の事が好きだっんだ。』

『は……?』


その事にも驚愕した。


その彼女さんわちょうど1週間前に出来たとかなんとか…。

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