あなたしか居ないっ
「で…でも希吏が何て言うか。。。しかもまだ彼氏でもないし。」





『うん。。。麗衣、冬休みまでに希吏くんを物にしろ。』


「ええ?む、無理だよー」



『まあ無理でも連れてきてよ。』


「そんな無茶な。」



『じゃあまた詳しいことわまた今度。じゃあね。』


プチッと電話が切れる。


……………。ああ!先が思いやられる。


そんなときまた携帯がなった。

「わっ!!」


急にきたからびっくりしながらも

電話に出た。


「も…もしもし?」


番号を確認せずに出たので
どもってしまった。



『ああ、麗衣か?』




「……………なんであんた、あたしの電話番号知ってんのよ。」


『さあ、何ででしょう?』


「さあってね…。」

聞いて呆れる。

いつの間にあたしの携帯を盗み見したんだろうか…。



「で………何の用でしょうか。希吏くん。」


『何の用って、お前マフラー忘れてんぞ?』



「え…うそ?!」

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