あなたしか居ないっ


「麗衣なに頼む?」




「………えっ?」

しまった。
ショックのあまり

呆然してしまった。


「じゃ、じゃああたしカフェオレ。」



「おっけ。」

ちょっとしてから季吏が
「すいません」と店員さんに
声をかけた。




ちょっとしてから
飲み物が運ばれて来る。


(ぶ…ブラックコーヒー…)

甘党の私は

ブラックなんて飲めっこない。

そうゆうところが大人だな…
季吏は…

こんな奴だったっけ?



「このあと、どこ行くの?」
ふと訪ねる。




「…家帰るか。」



ん?


「…………誰んち?」




「は?…決まってんじゃん。」



決まってる。って…










嫌な予感がする……










「俺んち。」



予想は的中したようで。



意識しなければ大丈夫だよ…ね?



何故か季吏の家は苦手だー。


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