天使のしずく


「ごめん!!
俺遅刻?!?!

あ!!
遅刻ぢゃん!!
余裕で!!」

ぷっと
私は吹き出す

「あ
笑ったなぁ?!」

彼はそう言いながら
私の隣に座る

「かわいいなぁ
名前は??
あ!俺おやじ
くさい?!?

でも残念ながら
普通の高校生−」

一人でペラペラで
しゃべる彼は
見た目通り
人っなつっこくて
ますます惹かれた


彼の周りの
すべてが
キラキラ
して見えた

< 11 / 132 >

この作品をシェア

pagetop