天使のしずく


「優−−!!!

おはよ−−!!!」

私は緊張を隠して
いつもより元気に
あいさつする

優の家の玄関から
が開いて綺麗な
女の人がひょこっと
顔を出す

「あ!!
あなたが優の彼女?!

かわいい−!!」

綺麗な女の人が
そう言って
にこりと私に
笑いかける

「えーと
鈴村愛理です」

私はそう言って

彼女に笑いかける

「あ!!
私ゆり!!
倉崎ゆりって言うの
よろしくね」


< 45 / 132 >

この作品をシェア

pagetop