天使のしずく


ゆりは
あんまり
自分の事を
話さなかった

私にも
言えない事が
あるのかなと

思うと少し
かなしかった
けど

ゆりが自分から
話したくなる

まで待とうと
思っていた



ねぇゆり
あなたの話しを
聞いた時
すごく
嬉しかったの

でも……

同時に
切ないような
重たくて複雑な
気持ちで
いっぱいだった


きっと一人ぢゃ
抱えきれなかったよ
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