天使のしずく


「優が
玄関の鍵を
あける

「どうぞあがってぇ」

ゆりが私に言う

「お前んち
ぢゃねーよ!!」

私は
声を
あげて笑う

できるなら
何も知らなかった
優とゆりを
見ていて
爆笑できた


あの頃に



戻りたい


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