天使のしずく


「ね−♪

ゆり優ってさぁ
エロ本どこに
隠してるか
知ってる??

なんか一回
捜索したんだけど
見つかんなくてさぁ」

「ん−

クローゼットの中とか

ありそうぢゃん?」

「あ♪
ありそう!!」

私とゆりは
あまり音が
しないように

そっーと

クローゼットを
開ける

かたっと
青いぶ厚い
一冊の
アルバムが
私の足元に
落ちる

私は
それを
拾って


ほこりを
払う



「あ!
ゆりアルバム
はっけん!!」

「みして−♪」

私は
そっーと
アルバムを開く
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