天使のしずく


「優

私用事思い出した!」

胸がいたかった

でも別に
ほんとに
そうだとは
限らないし


誰かが
はっきり
言ったわけでは
ない


でもね
なんとなく
そんな気がしたの


見えない壁が

優と私の

間には
あるような気がしていたの


ゆりと出会ってから
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