天使のしずく

ピピピピピピ

私は目覚ましの音で
目を覚ます


目覚ましを
のぞきながら
私はふとある事を
思いだす


……やばい
遅刻………

私はあわてて
準備をして
家を飛び出す


「ちょっと
あいり遅いぃぃぃ」

「ごめん
寝てたぁぁ」

「はぁぁ?
毎日
バイトばっか
してて かわいそうな
あんたのために
合コンセッティング
してあげたんだからね」

「ん−
でも眠いんだもん」
「ほんと
自分勝手!!
世話がやける!!」
「そんな
私がモテるからって
おこんないで」

私の隣でぶつぶつ
言ってる彼女の
名前は真理

私の姉的存在
< 9 / 132 >

この作品をシェア

pagetop