だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!
後片付けが終わり、一息ついていると携帯が鳴った。
― 恵からだ。
こんな夜に、珍しかった。
「どーしたの、恵?」
「ど、どーしたじゃないよ。き、恭子っ!」
恵は慌てていた。
電話の後ろでは、赤ちゃんがワンワン泣いている。
「恵、赤ちゃん泣いてるけど…。大丈夫?」
「そんな所じゃないわよ!」
何故か、切れ気味の恵だった。
「で、どうしたのよぉ~」
そろそろ、圭介がシャワーから上がってくるころだ。
「だからっ!どうしたじゃないって、言ってるでしょ?」
恵は、更に声を張り上げた。
その声に驚いた赤ちゃんが、さっきより更に大きな声で泣き叫んだ。
赤ちゃんの泣き声の中、恵は喋った。
「テレビ見て。早く、テレビをつけて、見て!」
私は、恵の言われるがまま、テレビのスイッチを入れた。
まさしく今、恵が言いたい事を速報でやっていた。
― 恵からだ。
こんな夜に、珍しかった。
「どーしたの、恵?」
「ど、どーしたじゃないよ。き、恭子っ!」
恵は慌てていた。
電話の後ろでは、赤ちゃんがワンワン泣いている。
「恵、赤ちゃん泣いてるけど…。大丈夫?」
「そんな所じゃないわよ!」
何故か、切れ気味の恵だった。
「で、どうしたのよぉ~」
そろそろ、圭介がシャワーから上がってくるころだ。
「だからっ!どうしたじゃないって、言ってるでしょ?」
恵は、更に声を張り上げた。
その声に驚いた赤ちゃんが、さっきより更に大きな声で泣き叫んだ。
赤ちゃんの泣き声の中、恵は喋った。
「テレビ見て。早く、テレビをつけて、見て!」
私は、恵の言われるがまま、テレビのスイッチを入れた。
まさしく今、恵が言いたい事を速報でやっていた。