だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!
「合コンしない?」
ヒカリが急に言った。
と言っても、ヒカリは合コンに私を誘うために、電話をくれていたのだった。

勝手に私が無駄話をして、ヒカリが本題を話せずに今に至っていたのだ…。


「合コン?」
私は聞き返した。

「そう、合コン」

「そうだな…。家にいてもヒマだしなぁ~。じゃぁ、行こうかな…」

家にいても、圭介が来るわけもなく…

たまには、イイかな…

合コンも…


「じゃ、明日ね。場所は、駅前の〇〇っていうお店だから。時間は、7時ね!宜しく」
そう言って、ヒカリは携帯を切った。



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