だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!
― 合コン 当日 ―


「恭子~!遅いよ~」
ヒカリが店の前で待っていた。

「ゴメン。ゴメン…」
私は手を合わせ、ヒカリに謝る。


服を選ぶのに迷ってしまい、ついつい遅くなってしまったのだ。


「早くぅ!」
そう言って、ヒカリは私の手を引っ張り店の中へと連れて行かれる。



個室には、もうメンバーが集まっていた。

「スイマセン!遅くなって」
ヒカリが、みんなに謝る。


私も同じく謝った。



「まぁまぁ、早く早く」
男性の一人が、手招きをする。



スイマセン…
と、私とヒカリはまた謝りながら席に着いたのだった。



「じゃ、揃ったところで飲み物を注文しようか!」
男性の幹事らしき人が、メニュー表をみんなに渡す。




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