だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!
「宜しい!」
ルリ子は、私の上から下りた。

急に自由になった私は、大きなため息を吐いた。


そして、慌ててジーンズを履く。


ルリ子に叩かれたジンジンするお尻を擦りながら、ゆっくり立ち上がりルリ子の後を追うように皆のところへ行く。


酔っ払っていても、さすがに皆の前でお尻を叩かれた羞恥心は残っていた。


うつむき、フラつく足取りで、ルリ子の足下だけ見て歩いたのだった。




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