だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!
一連の事件で、更に酔いが回っていた。


やっとの思いでルリ子に追いつく。


すると、おもむろに服を脱ぎ出した、ルリ子。


… へっ!? …

ゆ、ゆめ?


酔いが…

悪酔いし過ぎた…?



素肌をむき出しにした、ルリ子の後ろ姿を目で追う。


薄暗い照明から、白い靄(もや)が視界を遮る。

段々、目が慣れてくると、そこには、皆、仲良くジャグジーに入っている男女。


呆然としている私に、ルリ子の友達が声を掛けてきた。
「早く入っておいでよ!」

「えっ。あ、はい…」
素直に従い、ルリ子に脱がされたジーンズをさっき慌てて履いたのに、また脱いだのだった…。




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