だって、女なんだもん… 仕方ないじゃん!
― こうしてると、私はどう見えるのかな…

友達と、待ち合わせ。

彼氏と待ち合わせ。

ドタキャンされて、ヒマを持て余している人。

それとも…
ただ疲れたから、座っている人。

なんて…
私を気にして、見ている人なんているのだろうか…


こんなに沢山の人が居る、この世の中。

みんな、自分で自分を守るので必死だ。

一心不乱に、前だけを見て歩いている。

何が楽しくて、何が苦しいなんて、思うヒマもないのだ。

ただ時間に追われながら、生きている。

特に都会では、そうしないと生きてはいけない…

淋しいけど…



< 238 / 243 >

この作品をシェア

pagetop