恋愛奏方
平然とそう言うとストラップを取り出し、携帯につけた。



少し安心したので私もストラップをつける。







「あ…。これって、同じ袋に入ってるのじゃないと合わないらしいよ?」






…どういう意味?同じ…袋?




私の表情を見て取ったのか智が説明してくれた。






「つまり、俺は奏と勇人は優梨としかこれはピッタリはまらないって事」



……。




「え~!?優梨そんな事言ってなかった…。智いいの?つけて」



「何で?いいじゃん!」






…なんか意識されてないみたい?


それはそれで悲しいような…。






その後、優梨を問いただしてみたら… 









やっぱり確信犯だった…。
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