続・君モノガタリ
「ちょっと」
私も、手を握られてて走るしかできなかった。
「な、なに・・・?」
蒜に人のいないところに連れて行かれた。
「だって女子がうっせーし」
気づいてたんだ。
「別に、あんな奴らの事は気にすんな。」
そう言って蒜は私を抱きしめる
「・・・・うん」
震えが止まる
安心する
蒜のぬくもり
「俺がついてる」
「うん」
私達は、人気を避けて1組へ向かった。
「あ、凛。おはよ」
元気よく私の席に千奈が来た。
「おはよー」
「蒜君も・・・おはよう」