魔王さま100分の1
桶を使うと見せかけて、両手ですくって連射した。
「きゃはははっ」
嬉しそうに、手の桶で身を守まもる魔王さま。
「そんなものか、だらしないぞ」
楽しいからもっとやれと、挑発する。
シルキスは、やればやるほど魔王さまは喜ぶと知りつつ水かけの速度をあげた。
たまに角度を変えて、桶をすりぬけるように水をぶつけてやる。
「うはっ、うわー」
水が当たるたびにはしゃぐ魔王さま。
シルキスが少し手を休めると、今度はこっちの番だと水を汲みにくる。
水溜はひとつしかないので、自然と接近戦。
「きゃはははっ」
嬉しそうに、手の桶で身を守まもる魔王さま。
「そんなものか、だらしないぞ」
楽しいからもっとやれと、挑発する。
シルキスは、やればやるほど魔王さまは喜ぶと知りつつ水かけの速度をあげた。
たまに角度を変えて、桶をすりぬけるように水をぶつけてやる。
「うはっ、うわー」
水が当たるたびにはしゃぐ魔王さま。
シルキスが少し手を休めると、今度はこっちの番だと水を汲みにくる。
水溜はひとつしかないので、自然と接近戦。