魔王さま100分の1
「おまえ、会うたびにそれだな」
「一応、確認事項ですので」
「私の背が低いのが良いことなのか?悪いことなのか?」
「変化なし。報告でそう楽ができる分だけ良いことです」
「ふ、ならば一晩で大きくなって、おまえの仕事を増やしてやる」
「やめてください。買ってきた服が無駄になります」
「ふくっ!!」
魔王さま、満面の笑顔。
「これです」
シルキスが手にさげていた包みのひとつを見せると、
魔王さまは優雅にその包みにとりついた。
「よし、特別に私が持ってやろう」
「他の荷も入ってますから、重いですよ」
「かまわぬ。私もそこそこの力持ちだ」
「一応、確認事項ですので」
「私の背が低いのが良いことなのか?悪いことなのか?」
「変化なし。報告でそう楽ができる分だけ良いことです」
「ふ、ならば一晩で大きくなって、おまえの仕事を増やしてやる」
「やめてください。買ってきた服が無駄になります」
「ふくっ!!」
魔王さま、満面の笑顔。
「これです」
シルキスが手にさげていた包みのひとつを見せると、
魔王さまは優雅にその包みにとりついた。
「よし、特別に私が持ってやろう」
「他の荷も入ってますから、重いですよ」
「かまわぬ。私もそこそこの力持ちだ」