魔王さま100分の1
「それで魔王さまは、その勇者さまと……」
「うん、あまりの馬鹿さに腹が立ってな。で、哀れでな。で、面白くなって。一緒に封印されてやった」
初代勇者さまの犠牲による魔王の封印。
封印を行ったのは勇者さまと最後まで戦った仲間達で、
魔王を倒しきれなかった最後の手として、最初から計画されていた。
記録では、
計画を聞いた勇者さまは、
『うん』
一言で受け入れたという。
これがなければ人間は、そして魔族も、破壊し尽くされ歴史を終えていたとされる大偉業。
「うん、あまりの馬鹿さに腹が立ってな。で、哀れでな。で、面白くなって。一緒に封印されてやった」
初代勇者さまの犠牲による魔王の封印。
封印を行ったのは勇者さまと最後まで戦った仲間達で、
魔王を倒しきれなかった最後の手として、最初から計画されていた。
記録では、
計画を聞いた勇者さまは、
『うん』
一言で受け入れたという。
これがなければ人間は、そして魔族も、破壊し尽くされ歴史を終えていたとされる大偉業。