だって好きなんだもん!(Melty Kiss バレンタインver.)
職員室に入ると、東野先生はアイドルを思わせるような柔らかい笑みでこちらを見た。
雑多に人が行きかう職員室の中でも、一際輝いているわね、とは思う。
「八色、もう体の具合は大丈夫?」
「ええ、お陰様で」
ぺこりと頭を下げた。
でも、谷田陸と一緒に呼ばれたことが不思議でならない。
「元気なら何より。
ちょっと、二人に手伝ってもらいたいことがあるんだ。
本当は谷田でなくて青山に頼もうと思ったんだけど、忙しいって断れちゃって」
にこりと、人懐っこい笑顔で言う。
谷田と一瞬視線を絡める。
「何、簡単なことなんだ。
ほら、3月には謝恩会をやらなきゃいけないだろう?
その前準備をしようと思ったんだけど、先生、ちょっとまだ皆のこと把握してなくてさ。
少し、話を聞かせてくれるだけで構わないんだけど。
ダメかな?」
眩しいほどの笑顔って、きっとこれね。
クラス中の女の子の目がハートマークになるのもなんとなく分かる気がする。
「少しだけなら、いいですよ」
「助かった。
じゃあ、ここ煩いから、資料室にでも行こうか?」
「はい」
東野先生に言われるままに、着いていく。
資料室は校長室のすぐ傍にあった。
東野先生について、資料室へと入る。
なにせ、色々な資料を山積みしてある部屋なので、鍵がかけてあるのだ。
雑多に人が行きかう職員室の中でも、一際輝いているわね、とは思う。
「八色、もう体の具合は大丈夫?」
「ええ、お陰様で」
ぺこりと頭を下げた。
でも、谷田陸と一緒に呼ばれたことが不思議でならない。
「元気なら何より。
ちょっと、二人に手伝ってもらいたいことがあるんだ。
本当は谷田でなくて青山に頼もうと思ったんだけど、忙しいって断れちゃって」
にこりと、人懐っこい笑顔で言う。
谷田と一瞬視線を絡める。
「何、簡単なことなんだ。
ほら、3月には謝恩会をやらなきゃいけないだろう?
その前準備をしようと思ったんだけど、先生、ちょっとまだ皆のこと把握してなくてさ。
少し、話を聞かせてくれるだけで構わないんだけど。
ダメかな?」
眩しいほどの笑顔って、きっとこれね。
クラス中の女の子の目がハートマークになるのもなんとなく分かる気がする。
「少しだけなら、いいですよ」
「助かった。
じゃあ、ここ煩いから、資料室にでも行こうか?」
「はい」
東野先生に言われるままに、着いていく。
資料室は校長室のすぐ傍にあった。
東野先生について、資料室へと入る。
なにせ、色々な資料を山積みしてある部屋なので、鍵がかけてあるのだ。