背伸び
もっとも感謝している恩師。やっぱ素敵だな・・なんて思ってしまう。
高校手続きまで世話してくれた。

「明日は入学式かぁ。」

ご飯を食べながら・・・美代がつぶやいた。この春、あたしたちは女子高生になるんだ。美代とは同じトコ。

「この時間も減っていくんだな。」

「センセ寂しいの??(笑)クスクス 」

「ばっばかいえ!!」

「あたしは寂しいなぁ。苦笑。」

「小百合・・・・。」

「あっごめん。この空気好きだから。2人には感謝してるんだ・・・いつもごめんね。あたしの為に。悲しんでるだけぢゃ駄目なのにね・・・(笑)」



「小林。もっと頼っていいぞ。背伸びしてもいいことないぞ!!お前はお前らしく。寂しいなら呼べばいつでも飛んでくる。たまにはこうやってくるしな!!」

「ありがとう。センセ。たまには良いことゆうぢゃん☆(泣)」

「センセが泣かせたぁ〜〜。」

三人で笑った。
いよ入学式かぁ・・・お母さん。お父さん。あたしは明日入学するよ―ひとりは寂しいよ。でも頑張っていくね。あと泣き虫は今日で終わりにするね。
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