Forever~社長と初めての恋~
『えっ!!?』



私と拓斗は同時に叫んだ。



「何二人とも大声出してるの?」


「だってこんな簡単に許してもらえるなんて…」




私がそう言うとお姉ちゃんは、



「拓斗なら安心できるし?愛莉が幸せならいいわよ!」


「お姉ちゃん…大好き~!!」



私はお姉ちゃんに抱きついた。




「茉莉、本当にいいのか?俺本気で今からでも連れてくよ?」


「だから愛莉がいいならそれでいいって言ってるでしょ?」



そう言ってお姉ちゃんは優しく笑った。




「愛莉、今日から来る?」


「うん!」




私は自分の部屋に行き準備をした。


とりあえず必要なものを鞄につめた。




「週末にでも取りに来よう」




そう言って鞄を積むと拓斗は車に乗り込んだ。




「じゃあお姉ちゃん!いってきます」


「いってらっしゃい。たまには帰ってきなさいよ?」




お姉ちゃんに手を振って私が車に乗り込むと、拓斗は車を発進させた。



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