Forever~社長と初めての恋~
「…うまい」



拓斗が小さな声で呟いた。



「何…?」


「普段から朝は食べたくないのに、これは美味くて食べたくなる」



本当においしそうにご飯を食べる拓斗。




「ありがとう」




見てるこっちがお腹いっぱいになるくらいの食べっぷり(笑)





食べ終わった拓斗は片付けを手伝ってくれた。










「今日終業式だろ?送ってくよ」





拓斗はそう言って車の鍵をちらつかせる。





「でも拓斗も仕事でしょ?平気だよ!」




「俺がしたいから言ってる。だからいいんだよ」





そのまま拓斗に引かれて家を出た。





「今日はどうする?会社来るか?」




車の中で会議の話をしていた。



「午前中で学校終わりだから、行けると思う!」
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