Forever~社長と初めての恋~
ケースを開け、中から「荷物」をとりだす。


そして、首を傾げる彼女に腕をまわしキスをした。


「絶対、失くすなよ?」


何度か軽いキスを交わしながら
彼女の首に「あるもの」をつける。


「へ…?」

彼女は自分の首元を見つめてから
パッと俺を見上げた。



「拓斗、これって」


「俺の勝ちなんだから、失くさずに持っててな?」


「うん!絶対失くさない」


満面の笑みを浮かべる愛莉は
ヒマワリに負けないほど明るく見えた。
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