Forever~社長と初めての恋~
愛莉side



…なんで?


抵抗してるように見えなかった…。





私は家まで走って帰った。





「どうしたらいいの…?」




家の目の前まで来ると、




「愛莉ちゃん~!!」




「ゆ…う…さん…?」




「走ってくの見えたから。忘れ物!」





そう言って私の荷物を差し出した。





「あ…。ありがとうございます」




「…ムリしなくていいよ?」




裕さんを見上げると抱きしめられた。





「裕さん!?ちょっ…」




「泣きそうだから…。泣いていいよ?」
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