Forever~社長と初めての恋~
入ってきたのはお姉ちゃんだった。


「お姉ちゃん!…そのつもりなんだけど、拓斗寝てるよ?」


「あ~。最近忙しくて泊り込みだったからね~」



拓斗の顔を覗き込んでいるお姉ちゃん。





…泊まってたんだ。

だから連絡があんまり無いわけだ!





「愛莉、拓斗が起きたら一緒に第3会議室に来て!それじゃ」



「え…!ちょっ…!!」



お姉ちゃんはそれだけ言うとさっさと出て行ってしまった。





「起きるまで私、何してればいいの…?」




拓斗は熟睡していて当分起きそうに無い…。






「デザインでも書いてよっかな…」




私は拓斗の足元側のあいている部分に座って書き始めた。












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