Forever~社長と初めての恋~
そしていつの間にか拓斗の唇が首筋に降りていた。


「拓斗…?何…」




首筋に小さな痛み…。



「俺の印。…隠すなよ?」




私を抱き上げて立たせると首筋に触れた。





…印?




「まさか…!?」



鞄から鏡を取り出し首筋を見る。



拓斗に触られた場所には赤く映える小さな痕…。







…キスマーク!!?





「拓斗~!!これじゃ隠せないよ~!」



「だから隠すなって言ってんだろ?」




やっぱり意地悪な笑顔の拓斗。





「う~。どうしよう…」




髪で隠そうと必死になっているとノックが聞こえた。




「愛莉ちゃーん?拓斗起きた~?」



裕さんの声が聞こえた。




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