Love~生徒との恋~
居酒屋を出て、
少し離れた駐車場まで二人で歩いた。

「かな、学校楽しい?」

「う~ん、ぼちぼちでんなぁ。」

「意味わかんねー関西弁使うな!」

ペシッと頭を軽く叩かれた。

酔った私を慣れた様に扱う和之に少し安心した。


車に乗り、マンションまで送ってもらった。

「ありがとね。」

「全然。誘ったの俺だしね?
幼なじみに気なんて使うなよ。
いつでも連絡して。悩みとか聞くからさ。」

「うん。
じゃあ、おやすみ。」

「おう。じゃな。」


その日はお風呂に入ってすぐに眠りについた。

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