Love~生徒との恋~
振り向くと、今の今まで頭の中で考えていた張本人、

日下部君だった。

私が驚いて目を見開いていると、
日下部君がドアを閉め、こっちに向かって歩いてきた。


ガシッと腕を掴まれる。

私よりも、30センチ程高い日下部君。
自然と見上げる形になった。

目が合う。

少し冷たい目をしている。
やっぱりまだ怒ってる。


「あっ、あの。日下部君?
私、何かし…っ」


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