Love~生徒との恋~

パシンッ


唇が離れた後、
私は日下部君の頬をビンタしてしまった。

「あっ」

一瞬、謝ろうと思ったけど私が謝る必要はない!

そう思って途中で言葉を止めた。


「どうしてキスしたのっ!?」



「…いたから。」

「はっ!?」

「っ…ムカついたからだよっ!!」


「ふざけないで!
意味が分からないわ!
ムカついたからって、キスして良いと思ってるの!?」


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