Love~生徒との恋~
和之の言う事はもっともで、
自分が馬鹿馬鹿しく思えてきた。

「スッキリした?」

和之が微笑みながら私に聞く。

「和之に話して良かった。
ありがとう。」

「全然。
いつでも話聞くって言っただろ。」


和之とはいつまでも幼馴染みとして、こんな関係で居たいなって思った。

「結果、報告しろよな!」

「そしたら慰めてくれるの?」

「バカ。振られるの前提かよ。」

和之は笑いながら私の頭を軽く叩いた。


その後、マンションまで送ってもらってシャワーをした。


ベッドに入り、
明日、学校に行って日下部君に会う事を考えると緊張して、
なかなか眠りにつけなかった。

< 34 / 45 >

この作品をシェア

pagetop