約束

１２月２日、翔平に用があって、放課後の

教室に翔平を呼びにいこうとしたら、

そこには、翔平と彩がいた。。

どうしたらいいのか分からず、影に隠れて、

様子を見てたら、翔平が彩に告白してたんだ



「彩。俺、彩の事が好きなんやけど。。」

「え。。あ、うん」

「もし良かったら、俺と付き合ってくれん？」

「…ごめん。私には好きな人がおるんよ」

「え。。ほれって誰なん？」

「同じクラスの、伊藤健。。」

「ほっか、彩は健が好きなんか。。」

「うん。。ごめん」

「なあ！俺じゃだめなん？」

「うん。。ごめん」

「ほっか、、分かった。。」

「じゃあ、ばいばい」

「、、ありがとー。。ばいばい」

彩が、、翔平を振った。。？

そんな、、何で。。？

目の前を彩が走り去っていった。。

彩の顔を真っ赤になってた。。

教室を見てみると、そこには、

泣き崩れている、翔平の姿があった。。

私は、教室の前に立って、こう言った

「翔平ー！！ここにおるー？」

「…玲？　おるよっ！」

「やっと見つけた！ん？翔平何かあった？」

「え。。何で？」

「いや、鼻赤い」

そう私が言った瞬間、翔平はまた泣き崩れた。。

「え、どしたん？」

「俺…振られた」

「うそ…ほっか…」

「玲、、、」

そう言って、翔平は私を抱きしめてきた。

「ごめん、少しの間、こうさせて…」

「え。。あ。。うん…」

「翔平、、私翔平の事好きなんよー」

翔平はそう言った瞬間私から離れた

「え…？本間？本気でいよん？」

「…うん。体育祭ん時から好き…」

「まぢでか…。」

「私じゃあかんかな…？」

「…いいよ。」

「本間に!?　本間にいいん？」

「…うん。本間」

「ありがとー！これからよろしく！」
翔平がＯＫしてくれた。それだけで嬉しかった

でも、きっとその時翔平は、彩の事を忘れるために

ＯＫしたんだと思う。今ではそう思う。。