ねぇ、先生
「君、何年生?」

「あ、あたし中学3年です。今日k高の合格発表があって、 あたしたち受かったんです!」

「そうか、それは おめでとう。」

「なんでそんなこと聞くんですか?」

「いや、特にないんだが・・・。そうか・・・。じゃぁもう少しだな」

「「!?」」

「もう少しだから自己紹介は後でと言うことで それじゃぁね」

っとわたしをチラっと見て前を向いて歩き出した。

「え!? あ、あの~」

彼は手を振って去っていった。

「なんだろう?さっきの言葉・・・・。」

「まるでまた わたしたちに会うってわかって言ってるみたい・・・・・。」


私たちは唖然とした顔でその場に立ち止まっていた。
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