ねぇ、先生

この人なら・・・。



気がつくと しらないところに来ていた。


わたし・・・・なんでここに・・・?


「お、やっと気がついたか? 大丈夫か?」


!!!


なんで先生ここにいんの?


「・・・ここ先生の家ですか?」


「悪いな。病院連れて行こうかと思ったんだけど、意識はあったから行かなかったんだ。お前の家もまだ知らないから、ここしかなくて。」


「すいません。わたし帰ります・・・。」


やだ! こんな所にいたら またあの時のことが・・・・。


立ち上がったとたん、足が思うように動かなくてふらついてしまった。


「おい、大丈夫か?まだ、無理だろ?もう少し休んでいけ。」


「いや・・・でも・・・。」


「明日入学式だろ?無茶して明日休むことになったら大変だ。それ以前に自分の体を第一に考えろ!!。」

そんなこと言われたって・・・・。



「・・・なにも・・・しない・・・ですか?」


「ばかか!?俺はそんなプレイボーイじゃねぇ!何バカな事言ってんだよ!・・・。もいかして誰かに変な事されたのか?」


「・・・・・・」


「いや、言いたくないんならいいんだが。」


 
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