昼休みの sweet time


いつもの様に屋上に行く。
程よくふく風が気持ち良い。
寝転んで空を見上げる。


すると、突然私の視界が変わった。

「!!」
私が驚いていると、

「びっくりした?あはは。」
と言う声が聞こえた。

すっごくかっこいい。
誰だろう?この人。

と思って見ていると彼はにっこり笑って、


「俺、伊藤響。よろしくな!!」

こくっとうなずくと、

「田村さんっていっつも昼休みに屋上にいるん?」

ときかれた。私はまた、こくっとうなずいた。



少しの間沈黙がながれる。

< 2 / 15 >

この作品をシェア

pagetop