セツナイ視線。



ハルと私の笑い声が夜の空に響いた。




「はは…………は~……」

「……………………」

「……………」





急に訪れる沈黙。




自転車のチェーンの音だけが聞こえる。



最初に沈黙を破ったのはハルだった。




「……亮太となんかあったろ?」



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