セツナイ視線。


「ハルほんと女の子に興味ないよね!もしやこっちの人?」

佳菜子が手を顔の横に当てて言った。

「違うょ(笑)うちの学年クラス多いから覚えられないんだよ」

ハルは白い歯を見せてくしゃっと笑った。


あ。


とくんっ…


また胸が高鳴った気がした。

「ハルは自分の好きな子以外興味ないからね。羽鳥さんいいよね。俺も可愛いと思うわ。」


へぇー川崎君はああいう美少女がタイプか。

メンクイなんだなぁ~。


……って、待てよ?



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