わがまま姫と俺



「「完成★」」


「おいしそ〜〜!」


「さ、食べますかっ!」


「いただきま〜すっ!!!」


「おいしいっ!秦、おいしいよっ!」


「だろ?」


「人は見かけによらないって本当だったんだぁ…。」


「なんだと?」


「なんでもな〜〜い。」


「黙って食え。」








「お風呂はどうすんの?」


「何?一緒に入りたいの?」


「ばっ馬鹿!んなわけないでしょ。どこの入るか聞いてんの!!!」


「風呂何個あんだよ!」


「30個くらいかな?朝早くに清掃係の人が洗ってるからキレイだよ!」


「そ〜いうコトじゃなくて。」

「??」


「まあ、あたしは自分の部屋のお風呂に入るから適当に使って。。」


「部屋にも風呂あんのかよっ!スゲーな。」



「何でもいいけど、あたし寝るから。オヤスミ。」


「おぅ。オヤスミ。あ!オヤスミのちゅうは?」


「馬鹿かっ!!!」







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