我が家のお隣りさん。

「秀ちゃん重いよー」


わたしは秀ちゃんの胸をぐいぐい押すけど、びくともしない。


「まだ眠いの…?」

「お前、ホントに馬鹿…」


そう言った秀ちゃんは、切なそうな顔をして立ち上がった。



それからいつの間にか、秀ちゃんは1人で学校に行ったみたい。

たまには一緒に行きたいなぁ……

最近あんまり秀ちゃん、しゃべってくれないし……

わたし何かしたのかなぁ?

うーん、うーんと考えていると、気付かないうちに学校に着いていた。






< 5 / 18 >

この作品をシェア

pagetop