。゚+相方Lovers+゚。



「あ、お前今俺のことバカにしたやろ」

『お!バレた?』

「お前の考えてることはお見通しや!」




ドキッ…


もしかして…あたしがあんたのこと好きってバレ「今は晩飯のこと考えてるな!?」




……てないらしい。




『ほんっっま!あほやな。……わかった。家おいで?勉強しよ』

「おっけ!すぐ行く!」

『あいよ』




携帯を閉じた。



……なんか…すっごい約束してもーたかな?


海斗が家に来る?


何回も送ってもらったことあるから、家の場所は知ってるやろうけど……


家ん中入れるんは初めてや。



どーしよ、緊張してきた……2人っきりには慣れてるけどなんか…



ん?

ちゃうちゃう。

2人っきりちゃうやん。


おるやん、意味不明なお姉様が。



でもなんか安心……




「真希ー!!」




ドアの向こうから姉ちゃんの声がした。




『何ー?』




っつかそこにおるんならノックするなりさっきみたいに勝手に入ってくるなりすればいいのに。


マジで意味わからんわ。



あたしは立ち上がってドアを開けた。




『何よ?あれ…?』




制服だった姉ちゃんは着替えて、白いコートに身を包み、鞄を携えていた。



あたかも、゙今から出掛けまずといった格好。




< 14 / 93 >

この作品をシェア

pagetop