。゚+相方Lovers+゚。
『どっか…行くん?』
恐る恐る聞いてみた。
「おう!ちょっと……うん、お散歩☆」
このクソ寒いのに?
「………ってぇのは冗談で!友達と買いもん♪」
こんな時に冗談ぬかすなや。
『……それって今日行かなあかんの?』
姉ちゃんにはおってほしい。
2人っきりは嫌や!空気的にもなんか今日は意識してまいそうやし……
「あったり前や!欲しいもんは一刻も早く手に入れな取られる言うたやろ?」
なんも知らんと、ピッと親指を立てて笑う姉に心底ムカついて、底知れぬ殺意が芽生えた。
『親指立てんな。へし折るぞ』
「真希ちゃん怖い〜!……うわヤバッ、遅れる!!ほな行ってきます!」
携帯で時間を確認した姉ちゃんはパタパタと階段を降りていった。
『あ、ちょっと!』
あたしも追いかける。