。゚+相方Lovers+゚。
つもりだった。
「ちょちょちょ、何爽やかに走り去ろうとしとんねん!」
海斗に手首を捕まれ、止められた。
『おまっ…またか!?空気読めや言うてるやん!ここはあたしがカッコよく走り去る場面やねんて!!』
「ちゃう!人の話を最後まで聞け!!」
だから………
『お願い…また今度にして……?』
今は無理やねんて…
「あかん。今じゃないとあかん」
あほ。海斗の………
『あほォォォ!!ちったぁ人の気持ちを考えろぉ……』
我慢の限界だった。
涙が溢れだす。
「また泣くんか…」
コイツっ……
『お前のせいじゃ、あほんだらぁ!!』
最悪や!なんでこんなデリカシーのないヤツに惚れたんや、あたし!!